活動レポート 2月のみらいプロジェクト
こんにちは、みらいプロジェクトの伊豫田です。
昨日は、半日で市民団体の課題を解決する「1Dayプロボノinあつぎ」と毎月恒例の「みらいコミュニティ」を行いました。
1Dayプロボノ in あつぎ
ことしの1Dayプロボノは、昨年と同じく2団体に参加いただき、8名のプロボノワーカによる課題解決が行われました。
一つは昨年に引き続き、厚木の福祉作業所、厚木つばきの会から、理事長の横見さんが参加くださいました。今回私は、つばき作業所チームのリーダーとなり、ワーカーのファシリテーションを行いました。
このサイトでも時々紹介していますが、つばき作業所が取り組んでいる、「立志ゴマ」
グッドトイの2次選考を通過した、嬉しい報告から始まりました。課題はグッド・トイの認定が現実味を帯びてきたので、このさきどのように販売していくか。販路開拓や商品のブランド化に絞って、検討していきました。
一般企業と違って、人手も予算も出来ることに限りのある福祉作業所だから、身の丈の活動で出来る範囲の提案をすることが、プロボノに求められます。日ごろ会社や自営で仕事をしているワーカーにはここが試案のしどころ。
今回は、立志ゴマの持つ特徴を縁起物としてのストーリーを与えて価値を引き出し、地元の寺社仏閣などの地域資源と結びつけるという提案を行いました。
団体側もワクワクする話と喜んでいただき、さっそく今週から活動を開始すると、後ほどメールをくださいました。
もう一つの団体は、厚木でチャリティショップを運営するWE21ジャパン厚木、代表の小川さん。こちらは、同じくみらいプロジェクトの藤田がリーダー役となり、団体活動を進めていくための課題整理を行いました。
プロボノワーカーとして参加していただいたみなさんの、経験やスキルが存分に発揮されたことが何より嬉しかったことです。
まとめのあいさつでも触れましたが、この1Dayプロボノは一方的に団体さんが恩恵を受けるだけはありません。
団体さんに参加してもらえることで、日ごろビジネスの場で活躍するみなさんに、市民活動や地域貢献に身の丈で参加する機会を与えていること。
つまり双方向に「与える」。この関係が成り立つことで、より多くの市民が地域の活動に参加でき、地域づくりが加速されること。私たちのみらいプロジェクトが少しでもお役に立つことが出来れば、幸いなことです。
今日のイベントに参加してくれた皆様に、感謝いたします。
地域活動のしゃべり場
今月のしゃべり場は、午後の1Dayプロボノに参加するワーカーの皆さんで、地域の活動やプロボノについて話し合いました。
県央地域の風土に見合った、社会参加、地域活動への協力をどのようにして、広げていくことが出来るか?
バックグラウンドの違ういろいろな人が集まると、多くの知見が飛び交い、 それぞれが刺激を受ける楽しい時間になります。
これだけの情報化社会なのに、ますます地域からの分断されて孤立するのは、核家族化がもたらす副作用なのでは? といった意見がだされました。私たちの活動を広げていくためにも、伝える手段をこれからも考えていく必要があります。
来月の活動
来月のみらいコミュニティは、
3月17日(日)9時30分から~12時まで。
場所は相模大野
ユニコムプラザさがみはら、ミーティングルーム3で開催されます。
あなたも自分の空いた時間と仕事のスキルを使って
プロボノ活動を始めてみませんか?
みらいコミュニティは予約不要、
だれでも参加できます!